五輪書 水の巻 たけくらべといふ事
二天一流について
水を手本とし、心を水のようにするのである。
水は四角な器でも丸い器でも、それにしたがって形を変え、一滴となり、大海となる、水には青緑の色がある。
その清らかさを借りて、わが一流の兵法をこの巻に書きあらわすのである。
○たけくらべといふ事
敵へ入込む時、我身のちぢまざるように
格闘技においても重要である。
相手に入り込む時は、どうしても萎縮しがちである。
意識すればするほど萎縮するものである。
相手より大きくみせるつもりでゆったりとして強く入る。
#五輪書
#二刀流
#兵法35箇条
#兵法三十五箇条
#宮本武蔵
#地の巻
#水の巻
#火の巻
#風の巻
#空の巻
#地水火風空