五輪書 水の巻 多敵の位の事
二天一流について
水を手本とし、心を水のようにするのである。
水は四角な器でも丸い器でも、それにしたがって形を変え、一滴となり、大海となる、水には青緑の色がある。
その清らかさを借りて、わが一流の兵法をこの巻に書きあらわすのである。
○多敵の位の事
多敵の位といふは、一身にして大勢と戦ふ時の事也。
敵は四方よりかかるとも、一方へおいまわす心也
武道、護身術においても重要である。
大勢と戦う時は、敵が四方からかかってきても、これを一方に追いまわすように戦うことである。
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