五輪書 空の巻
空というからには、兵法の奥義も初めもない。
道理を体得しても、それにこだわらないことである。
兵法の道におのずから自由自在となり、自然と真実の境地に入ることを空の巻として書きとどめる
心意二つの心をみがき、観見二つの眼をとぎ、少しのくもりなく、迷いの晴れたる所こそ実の空と知るべき也。
空を道とし、道を空と見る也。
空の心には善があって悪はない。
知恵があり、道理があり、道があって、はじめて心は空である。
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