五輪書 風の巻
他流について
この巻ではわが一流のことではなく、各流派のことをしるす。
風というのは、昔風とか、今風とか、それぞれの家風、などと使われる。
他をよく知らなければ、自己を知ることは出来ない。
真実の道をきわめないと、初めの少しのゆがみが、あとには大きくゆがむものである。
○他流に、大きなる太刀を持つ事
○他流において、つよみの太刀といふ事
○他流に、短き太刀を用いる事
○他流に、太刀かず多き事
○他に、太刀の構を用いる事
○他流に、目付といふ事
○他流に、足つかひある事
○他の兵法に、はやきを用いる事
○他流に、奥表といふ事
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